車好きにおすすめの自動車関係の仕事5選!おすすめする人の特徴や仕事を探す方法を解説

車が好きな方であれば、就職先を選ぶ際に自動車関連の仕事を考えたことがあるのではないでしょうか。自動車業界のニーズは今後も高まりつつあり、職種の幅も広がっているので、「車をいじるのが好き」「運転が好き」など、自分の好きなタイプによって選択肢も様々あります。

そこで今回は、車好きの方におすすめの仕事5選を解説します。

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車好きにおすすめする仕事5選

車好きにおすすめする仕事は、以下の5つです。

  • 自動車整備士
  • カーデザイナー
  • カーディーラー
  • 自動車開発・設計士
  • 自動車製造業

自動車整備士

自動車整備士とは、主に車の修理・点検・整備を行う仕事です。その他、納車前の新車の部品取り付けや、故障で不調になった電気系統やエンジン部の点検・修理なども業務内容に含まれます。

また最近では、先端技術の発展にともないIT知識や技術力も求められるようになりました。車の整備や修理以外にも多様なスキルが必要とされる仕事です。

おすすめの理由

自動車整備士は、故障した車の修理対応を行うことも多いため、作業終了後に持ち主のお客様からお礼を言われることが多く、やりがいを感じられるでしょう。
また、自動車整備業界は人手不足に陥っており、優秀な人材は引く手あまたな状態なので、長期にわたり安定したキャリアも築ける点もおすすめです。

カーデザイナー

カーデザイナーとは、新しい自動車開発コンセプトに合わせて外観や内装をデザインする仕事で、内装をデザインする「インテリアデザイナー」と、外装をデザインする「エクステリアデザイン」の2種類に分けられます。

デザインの良し悪しで車の売上も変わってくるため、重要な役割を担っているといえますが、車の安全性能はキープしつつ、走行し続けられるデザインを描くスキルが求められるため、芸術感覚だけでなく工学的・力学的な専門知識も必要です。

他にも、車のコンセプトや対象顧客を反映したデザインに反映させたり、企画担当者やエンジニアと協議を重ねて、生産コストに見合っているかどうかの調整も行います。

おすすめの理由

近年、車は自動運転や燃料自動車がリリースされるなど、みるみるうちに進化を遂げています。これは、今後も技術の発展に伴い車のデザインが変わっていくことを示唆しています。そのような面を考えるとカーデザイナーは将来的にも長期的に安定した活躍ができる職業で、おすすめの仕事といえるでしょう。

カーディーラー

カーディーラーとは、自動車メーカーの直営店・特約店のことで、販売を担当する「営業部門」と、整備や点検を担当する「整備部門」、お客様へのお茶出しや点検案内、事務書類を担当する「受付部門」などの仕事があります。

営業の場合は、顧客と継続的なコミュニケーションを取りながら、新車を販売します。車を販売すること以外にも、既存顧客への点検案内やDM作成など、様々な角度で車を販売・提案する必要があります。

整備の場合は定期点検や修理、車検などのアフターサービス業務を担当し、受付部門は、その名の通り受付や電話対応など、一般に事務職と呼ばれるもの全般が仕事になります。

おすすめの理由

カーディーラーは、民間整備工場をはじめとした他の自動車関連業種とくらべ、給料が高い傾向にあります。
また、販売店は店舗数が多く全国各地にあるので、地元での就職を考えている人にとって働ける環境があるのもおすすめです。

自動車開発・設計士

自動車開発・設計士とは、自動車業界の中で「開発エンジニア」もしくは「設計エンジニア」と呼ばれており、商品企画担当者が出したアイデアを技術面でサポートする仕事です。

開発・設計担当者の業務分野は内部構造や外板、エンジン、駆動系など非常に多岐にわたり、構想設計→基本設計→詳細設計の順で設計図を書いていきます。

また、生産現場がスムーズに作業を行えるよう、現場監督や指導にあたる技術管理職も開発・設計業務の1つとして考えられるでしょう。。

おすすめの理由

自動車開発・設計士は、自動車業界の職種のなかでも給料が比較的高い傾向にあります。

また整備士と違い、仕事をするのに必ず必要となる国家資格などもありません。ただし、エンジンの内部構造をはじめとする自動車全般に関する知識は必要になるため、その点は理解しておきましょう。
自分が設計した車が街の中を走るという非常に夢のある仕事なのでとてもおすすめです。

自動車製造業

自動車製造業とは、自動車製造工場で様々な部品箇所の組み立て、部品を製造する生産現場の仕事です。自動車の製造工場には、自動車の各部品を製造する「部品工場」およびその部品を集めて組み立てる「組み立て工場」があります。組み立てまで終了した車は厳しい検査を経て、合格した車のみ出荷されていきます。

自動車の生産性を保つために部品や工具の管理を徹底するのも、製造の重要な仕事の1つです。
また、生産ラインに不具合が起きた場合は生産ラインを一度止めて不具合を取り除くことで安全性を保っています。

組み立て作業はライン上で流れていくため、決められた時間内に決められた作業を行う正確性と集中力が必要不可欠です。

おすすめの理由

組み立て作業を繰り返すことで自身の技術やスピードが上がっていくのが実感できる仕事で、プラモデルを作るかのように自動車がどんどん組み上がっていく光景が見られるこの仕事は、車好きに非常におすすめの仕事です。
また、生産ラインでの定型作業なので、自動車業界内の仕事としてはそれほどのコミュニケーション能力は問われません。黙々と細かい作業を行うのが好きな方や工作が好きな方にはおすすめです。

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車好きにおすすめする仕事の平均年収は?

自動車業界の平均年収は、職種によって様々です。本記事では5種類のおすすめの仕事を紹介しましたが、これらの仕事の平均年収はどのくらいなのでしょうか。

自動車整備士の平均年収

日本自動車整備振興会連合会の行った調査、「令和4年度 自動車特定整備業実態調査結果の概要について」によると、自動車整備士の平均年収は約404万円です。

整備士で年収アップを目指す場合は、1級整備士などの上位資格を取得するのはもちろん、自動車主任整備者や自動車検査員など責任あるポジションを目指す方法があります。
また、より給料が高い傾向にあるディーラーへの就職を検討するのもよいでしょう。

カーデザイナーの平均年収

求人情報サイト「indeed」が発信している求人情報によると、カーデザイナーの年収は300万円台が一番多く、400万~600万円台が数件あったようです。

基本的には比較的高めの傾向にありますが、企業規模や個人の実績により収入が大きく変わります。例えば、独立してフリーで活躍しているデザイナーや、自動車メーカーで重要なポジションに就いている方の中には年収数千万円という方もいます。

さらに年収アップを望む場合は、日本国内で実績を上げてから、国外の会社にカーデザイナーとして転職する方もいます。

カーディーラーの平均年収

求人情報サイト「求人ボックス」が集計したデータによると、カーディーラーの平均年収は382万円になります。もちろん、会社内で就いている職種により年収も異なり、例えば営業職の年収はおよそ400万円~500万円とも言われています。

年収アップを望む場合は、営業職であれば販売台数を増加させてインセンティブをもらう、整備士であれば責任者を目指す、などがあります。
なお、勤めるメーカーによって年収が変わる点も要注意です。

自動車開発・設計士の平均年収

求人情報サイト「求人ボックス」が集計したデータによると、自動車開発関連の仕事の年収は平均479万円で、他の自動車関係の仕事に比べて金額が高いことがわかります。
ただし、勤務先やキャリア、求められる技術力によっても大きな差があります。さらに年収アップをするためには、経験を重ねニーズに合った自動車を作り売ることが必要不可欠です。

自動車製造業の平均年収

自動車製造の平均年収は400万円程度です。この金額は平均ですのでもちろん、事業規模や勤続年数、年齢によっても異なります。例えば20代の年収はおよそ300万円となっています。
自動車製造の年収は業界の中では比較的高めだといえるでしょう。

自動車業界の将来性は?

近年、若者の自動車離れが話題に上ることが多く、自動車業界の将来に不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、実際には日本の高い技術力は様々な新興国から注目を集めており、今後も世界規模で高い需要を期待できます。

さらに電気自動車や自動運転など次世代の自動車など、未来へ向けた技術も次々に開発されているので、今後も間違いなく注目されていくでしょう。

まとめ

車好きにおすすめする仕事はたくさんありますが、仕事によって求められるスキルや仕事内容、向いている人が異なるのも事実です。
もし、車好きを仕事に変えたいと考えている方がいれば、タウ転職の利用をおすすめします。タウ転職は、自動車業界特価型の転職サイトで、全国各地、雇用形態問わずさまざまな求人をご紹介しています。

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