【テンプレートあり】整備士のための職務経歴書の書き方を解説!

職務経歴書は履歴書とセットで提出を求められるケースがほとんどです。初めて転職する方や職務経歴書を書いたことがない方は、どのように職務経歴書を書けばいいのかわからないことも多いと思います。

ただ、職務経歴書をどのように書くかによって採用担当者に対して与えるイメージも大きく変わるため、正しい書き方やアピールするポイントの把握が必要です。

この記事では、整備士のための職務経歴書の書き方や企業に対してしっかりとアピールする方法をご紹介します。

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職務経歴書とは

職務経歴書は、履歴書とともに企業への提出が求められる書類です。職務経歴書と履歴書は、役割と用途がそれぞれ異なるので、どちらも提出する必要があります。

ここでは、職務経歴書について詳しく解説します。

職務経歴書の目的

転職をする際に応募する企業に対して、自身のこれまでの職歴や経験、保有資格などを示し、自分自身をアピールするのが職務経歴書の目的です。

氏名や住所、学歴などの自己紹介が中心である履歴書に対して、職務経歴書には応募企業でどのような活躍ができるのかを判断するための役割があります。それぞれに役割があるので、どちらかだけを提出するのではなく、どちらの書類も提出しなければなりません。

また、多くの企業では、求める人材の基準である「人材要件」を設定していることがほとんどです。企業の募集要項や企業サイトから求められる人物像をあらかじめ分析し、職務経歴書の各項目を活用して、適切にアピールする必要があります。

職務経歴書に必要な項目

応募企業に対して適切にアピールするために必要な職務経歴書の項目は、次のとおりです。

  • 氏名
  • 日付
  • 保有資格・免許
  • 職歴
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 退職理由

職務経歴書はフォーマットがきまっているわけではありませんが、自身をアピールするためにも上記の項目は最低限必要です。採用担当者に対し、自身が入社後に活躍するイメージをもってもらえるように、具体的なエピソードなどを交えながら記載するよう心がけましょう。

また、上記の項目以外にも、留学の経験など自身をアピールできる情報があれば、記載しておくのがおすすめです。

職務経歴書の書き方のポイント6つ

職務経歴書の項目に合わせて淡々と記入するだけでは、自分自身をアピールすることはできません。それぞれの項目に合わせた正しい書き方や、より良い印象を与えやすい書き方のポイントがあります。

職務経歴書の書き方のポイントは次のとおりです。

  • ポイント1.担当業務を細かく記載する
  • ポイント2.日々の業務での工夫を記載する
  • ポイント3.経験やスキルをまとめる
  • ポイント4.自己PRで知識や取り組みをアピールする
  • ポイント5.志望動機は具体性を持たせる
  • ポイント6.退職理由はポジティブ変換して伝える

ポイント1.担当業務を細かく記載する

日々のメンテナンスや修理などの担当業務を細かく記載し、特に自分の強みだと思う業務を強くアピールします。できる限り詳細に記載することで、採用担当者は応募者が募集している業務をこなせるのか、関連業務に携わった経験があるのかなどを判断しやすくなります。「どこで」「誰に」「何をしてきたか」「どんな結果か」という流れを意識して記載するのがおすすめです。

また、整備に関する業務だけでなく、お客様への対応などの経験も記載しましょう。クレーム対応や問い合わせ対応などさまざまな業務に対応できることを明記し、整備士としてのコミュニケーションスキルをアピールする必要があります。

専門の業務にしか対応できないよりも、整備士としての知識を活かした幅広い業務での活躍をイメージできるほうがより採用につながりやすくなります。

ポイント2.日々の業務での工夫を記載する

これまでの実績や普段の取り組みなど、お客様との関係構築や整備士としての知識向上のために日々工夫してきたことを記載します。
採用担当者が整備士チームとして求める人材かどうか、自社の取り組みに近い考え方かなどの判断がしやすくなります。

記載する際は、具体的なエピソードや取り組みの内容を詳細に記載するよう心がけましょう。また、応募企業の求める人物像に合った内容となるよう意識することが必要です。

ポイント3.経験やスキルをまとめる

業務と関連する資格・スキルをもっている場合は、すべて記載します。経験や保有スキル・資格をまとめて記載することで、採用担当者に自身の経験値が伝わりやすくなります。
関連するスキルなどがない場合は、空欄にするのではなく、「特になし」と必ず記載しましょう。また、資格取得のための勉強中の場合は、その旨を記載することで前向きな姿勢があることをアピールできます。

「学生時代に業務に関連することを学んだ」などを記載することで専門知識を評価してもらえるケースもあるため、スキル・資格を保有していないからと空欄にしてしまうことは避けましょう。

ポイント4.自己PRで知識や取り組みをアピールする

自己PR欄は、文章または箇条書きにてアピールポイントがわかりやすくなるよう記載します。例えば、お客様の満足度向上や整備士の知識向上のために取り組んだ内容などのエピソードを記載することで、整備士としての経験や知識をアピールできます。マネジメントや新人教育、業務改善の実績も強みになるため必ず記載しましょう。

また、働くうえでの自分のスタンスや大切にしていることをアピールすることで、意欲的な姿勢を見せることにつながります。目標達成のために取り組んだプロセスなどを具体的に記載できれば、目標達成力を評価してもらえます。

具体的な自己PRの書き方は、こちらの記事を参考にしてください。

ポイント5.志望動機は具体性をもたせる

志望動機の欄は、応募する企業に対して入社意欲や入社後の活躍のイメージをもってもらうことを意識しましょう。特に意識するポイントは、「応募企業を選んだ理由」「活かせるスキル」「入社後に成し遂げたいこと」です。
志望動機でしっかりとアピールするためにも、企業理念や求める人物像、取り扱う商品や特徴などを事前に下調べしておきましょう。「どんな点に」「どのように共感し」「入社したいか」というように、具体的にわかりやすく記載します。

また面接においても、職務経歴書に記載されている項目は質問されると想定しておく必要があります。職務経歴書に記載した内容と矛盾しない内容で回答ができるようにしっかりと準備しておきましょう。

ポイント6.退職理由はポジティブ変換して伝える

退職と聞くとネガティブなイメージを抱きやすいですが、新たなチャレンジを目指した転職などであれば、その旨を記載し、ポジティブなイメージをもってもらいます。
たとえ本来の退職理由がネガティブな理由であっても、可能な限りポジティブな書き方を心がけましょう。「給料が安い」などの場合は、「努力や成果をしっかり評価してくれる会社を志望している」のようにポジティブな表現に置き換えることが大切です。

退職理由の項目は、採用担当者が特に気にしているポイントでもあるため、前向きで意欲的な姿勢をアピールするように意識しましょう。

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整備士の職務経歴書の例文

職務経歴書では、各項目にあった正しい書き方でしっかりとアピールする必要があります。
ここでは、項目ごとの例文をご紹介します。

職務内容パターン①

【職務内容】
・洗車・タイヤ交換・各種オイル点検、交換・電気、電子装置の点検、整備・燃料系統の点検、整備・オプションの取付など
【習得した技術・取り組み】
中古車販売店での勤務だったため、国産メーカーを中心にタイヤ交換や各種オイル交換、電気・電子装置整備、オプションの取付等、基本的な整備技術を身につけました。
また、学生時代には〇〇工業高校 自動車科にて、整備技術に関する知識を学んだ経歴があります。
【退職理由】
契約期間満了のため退社しました。

簡単な業務しか経験していない場合でも、経験したすべての業務についてエピソードを交えつつ記載します。学生時代に関連技術に関する知識を学んだことを記載するのもアピールになります。

契約社員や派遣社員、臨時社員などの期間の定めがある雇用の契約終了により会社を辞めた場合は、「契約期間満了のため退社しました」と記載しましょう。

職務内容パターン②

【職務内容】
・タイヤ交換・各種オイル点検、交換・電気、電子装置の点検、整備・燃料系統の点検、整備・お客様への点検、整備内容の説明・パーツの発注・作業工程のチェック、スタッフの指導業務
【習得した技術・取り組み】
国産メーカー全般に関する各種点検・整備技術を身につけ、入社〇年目には整備主任者に専任されました。
主に、作業工程のチェックや新入社員に対する技術指導業務に携わってきました。
技術指導業務においては、特に新入社員の理解度や成長度に重点を置き、働きやすい雰囲気作りやわかりやすい指示の出し方を考えるなどの工夫に取り組みました。
また、これらの取り組みは、新入社員だけでなく自分自身の成長にもつながったと感じています。
【退職理由】
企業の方針によりサービスフロントの増員ができない事情がありましたが、整備の仕事を通じてサービスフロント業務に携わりたいと思っていました。これからも新しい技術を身につけながら、整備士の経験を活かし、サービスフロント業務を希望するために退職を決意しました。

整備士としての基本的な業務に加えて、お客様対応や指導業務に携わっていた場合も記載しましょう。特に指導業務に携わっていた場合は、具体的に「入社〇年目に整備主任者に専任」などのように記載することで、より経験値をアピールできます。さらに、指導するうえで注意してきたことなどを記載することで、採用担当者が活躍するイメージをもちやすくなります。

職務内容パターン③

職務内容】
・タイヤ交換・各種オイル点検、交換・電気、電子装置の点検、整備・燃料系統の点検、整備・12ヵ月点検・お客様への点検、整備内容の説明・オプションの取付・お客様受付、ショールームの案内・引取、納車・見積、請求書作成等の事務作業
【習得した技術・取り組み】
国産メーカー全般に対する基本的な点検・整備技術に加え、法定点検に関する技術・知識を習得しました。
整備士としての基本的な業務だけでなく、サービスフロント業務や営業業務に携わり、コミュニケーション力の重要性を学びました。
特に、営業業務を経験することで、お客様の生活様式や趣味などを把握するためのコミュニケーションを通じて、求めるニーズをいち早く察知し、ライフスタイルにあった提案を大切にしてきました。
営業業務での取り組みやお客様に対する姿勢が評価され、販売台数や売上を伸ばすことができました。(月間販売台数〇台)
【退職理由】
繁忙期などに残業が発生してしまうことはよくあるケースですが、日頃から効率的な業務を意識し、自分の知識・技術の向上と並行しつつもメリハリがある仕事をしたい、という思いから退職を決意しました。

整備業務だけでなく、営業業務に携わっていた場合は、お客様とどのようなコミュニケーションを取ってきたかなどを記載します。実績などでアピールする場合は、可能な限り具体的に記載しましょう(月間販売台数〇台など)。

また、退職理由は自分の求める働き方と合わずに退職した場合でも、自分の目指す働き方をポジティブに表現した内容となるように記載するのが大切です。

自己PR

整備士の仕事の重要性に対する認識をアピール

整備士として〇年間、民間整備工場に勤め、国産メーカーを中心に点検・整備業務に携わってきました。特に〇〇〇(メーカー名)の車に関しては、最新技術も含め、すべての点検・整備を行うことができます。
整備士の仕事は、単に自動車などを修理・点検するのではなく、人の命を預かる仕事だと思っています。少しのミスや見逃しが重大な事故につながり、最悪の場合には人の命を奪ってしまうと認識しています。
人の命を預かっていることを常に意識し、整備箇所の複数回のチェックやチェックシートを活用し徹底した点検漏れの防止を行い、ミスのない点検・整備を心がけています。

自分の強みや意欲的な姿勢をアピール

中古車販売店に整備士として〇年間勤め、国産メーカーを中心に点検・整備業務に携わってきました。古い車を扱うことが多く、部品の調達や代替パーツでの対応などの臨機応変な対応を身につけました。
また、古い車だけでなく、日々進歩する最新の自動車技術に合わせて、自発的な資格取得などの知識・整備技術の向上に取り組んでいます。

志望動機

整備士の経験がある場合

今まで〇年間、民間工場で国産メーカー全般の整備・点検を行ってきました。
今後も自動車業界において活躍していきたいと考え、貴社の募集要項にある「整備士としての経験を積んだあとは、営業職・マネジメント職などへのキャリアアップが可能です。」にとても興味をもち、志望いたしました。
自分の仕事だけでなく、他職種の方との連携による経験と自発的な資格取得に取り組み、マネジメントもできる社員を目指したいと考えております。

整備士の経験がない場合

整備士として勤めている友人がおり、友人の話を聞くなかで整備士としてのやりがいや大変さを感じました。具体的な話を聞くなかでより一層興味をもち、一生の仕事にしたいと強く思うようになりました。
「無資格・未経験でも歓迎」という貴社の求人を拝見し、志望いたしました。
まずは与えられた仕事をしっかりとこなし、実務経験を通じて整備士3級の取得を目指し、2級・検査員・1級とキャリアアップしながら貴社に貢献できる社員になりたいと考えております。

まとめ

職務経歴書は、履歴書とは異なる役割をもち、自分自身の強みをしっかりとアピールする重要な書類です。記載する内容や書き方によって、採用担当者に与えるイメージが大きく異なるので、正しい書き方やアピールの仕方を知る必要があります。

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