【自動車整備士】派遣として働くメリットはある?正社員との形態の違いや特徴を徹底解説!

雇用形態には「正社員」や「派遣社員」「契約社員」など、さまざまな種類が存在しますが、自動車整備業界でも近年では、派遣社員として働く「派遣整備士」という働き方が注目されつつあります。

こちらの記事では、派遣整備士の特徴やメリット、デメリット、そして派遣整備士に向いている人の特徴についてご紹介しす。

派遣整備士の平均給与や正社員と派遣社員の違いも詳しく解説しますので、これから自動車整備士として就職・転職活動を検討されている方はぜひ参考にしてください。

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派遣整備士の特徴

引用元:60代のシニア自動車整備士の就業が2.5倍に増加、8割が1ヵ月以内に内定|PR TIMIES

派遣整備士の数は増えつつあり、50歳以上シニア層に限定してもその傾向を読み取ることができます。上のグラフはシニア層の派遣整備士の割合を示したものです。2018年から2019年にかけては派遣整備士としての就業が0件だったのに対し、年々派遣整備士が増え続けているのです。

本来、派遣社員はオフィスワークや工場などの単純作業をともなう製造業などに多い雇用形態でしたが、近年では働き方の多様化からさまざまな職種において派遣社員が増加しています。自動車整備業界においても例外ではなく、最近では自動車整備業界専門の人材派遣会社も誕生するほど、規模を拡大しています。

契約期間

派遣整備士は、派遣会社に斡旋された整備工場で勤務しますが、同じ整備工場で勤務する期間は、大体3ヵ月ごとに更新され、最長でも3年と定められています。そのため、突然3ヵ月後に契約が満了となる、いわゆる「派遣切り」される可能性もゼロではありません。

更新されるかどうかは、整備士としての技術力や整備工場側の都合などを総合的に考慮したうえで、派遣先が意思決定します。ただし、たとえ整備工場を辞めることになったとしても、派遣会社が新たな派遣先を提案してくれるので心配する必要はありません。

自動車整備業界は、長年人手不足が深刻化している業界であることから、次の仕事が見つからない可能性は低いと考えて問題ないでしょう。

平均給与

派遣整備士の給与は、経験年数や技術力はもちろんのこと、整備士資格の有無によっても給与が大きく変動するのが特徴です。整備士資格がない派遣社員の場合は、時給1,000〜1,300円の求人が目立ちます。

ただし、有資格者の場合は、場合によっては正社員よりも給与が高くなるケースも多々あり、求人をチェックすると時給2,000円以上の求人も見受けられます。単純計算でもひと月あたり30万円以上稼げることから、正社員ではなくあえて派遣社員を選択する方も少なくないようです。

正社員や契約社員との違い

派遣整備士は、派遣会社と雇用と結び、派遣会社を通して他の企業の業務に従事する労働者を指します。

派遣社員とは異なり、勤務先と直接雇用を結ぶ働き方が「正社員」と「契約社員」です。

正社員は、雇用期間を定めずに雇用契約を結ぶ労働者であり、契約社員は有期雇用で労働契約を結ぶのが大きな違いです。

正社員の特徴

正社員とは、一般的に企業に直接雇用され、雇用期間の定めがない従業員のことです。

▽正社員の特徴

雇用主勤務先の企業に直接雇用される
雇用期間雇用契約において雇用期間は定められない基本的に、定年まで勤められる
健康保険などの社会保険基本的に加入できる
休日・有給休暇労働基準法に定められている休日や休暇が適用される
解雇予告解雇の30日前までに予告される
昇進・昇給・賞与企業によって規定はさまざまだが、昇進・昇給・賞与のあるケースが多い
退職金退職金制度を設けている企業が多い

長期間安定して働けるのが正社員の最大の特徴です。長く勤めることで責任のある仕事を任される可能性があるため、昇給や役職手当などによって待遇が良くなるケースもあるでしょう。

しかし、整備士として採用されたはずが違う部署に配置転換されたり、転勤などで勤務地が変更になったりするため、勤務地を変えずに整備士として働きたい方には大きなデメリットといえます。

企業によっては雇用形態に「準社員」と記載しているところがありますが、準社員は正社員ではなく「契約社員」に該当する雇用形態であるため注意が必要です。

契約社員の特徴

契約社員とは、1年や3年など雇用期間に定めがある有期雇用契約を結んだ従業員のことです。基本的に雇用期間が終了した時点で契約が満了するため、契約を更新する、もしくは新しい職場を探す必要があります。

▽契約社員の特徴

雇用主勤務先の企業に直接雇用される
休日・有給休暇労働基準法に定められている休日や休暇が適用される
解雇予告正社員同様、解雇の30日前までに予告される
昇進・昇給・賞与雇用先によって異なるものの、基本的に昇進や昇給はない賞与に関しても企業による
退職金退職金が出ることはほとんどない

雇用期間が決まっているため、さまざまな職場で経験を積みたい方に向いている雇用形態です。契約満了で退職した場合、退職理由を「自己都合」ではなく「契約期間満了のため」と記載できるのもメリットです。

ただし、契約期間を満了した際に失業するリスクがあること、そして正社員に比べて給与や待遇が劣るケースが多いなどのデメリットもあります。

派遣整備士のメリット

正社員と契約社員の雇用形態の特徴について解説しました。ここからは派遣整備士として働くメリットについてご紹介します。

  • メリット1.自由なライフスタイルで働ける
  • メリット2.さまざまな職場で多くの経験を積める
  • メリット3.サービス残業やハラスメントが起こりにくい

メリット1.自由なライフスタイルで働ける

派遣整備士として働く最大のメリットは、ライフスタイルに合わせて仕事を選べることでしょう。仕事の内容はもちろんのこと、勤務エリアや勤務時間帯、休日など、ある程度自由に選べるのは大きな魅力です。

プライベートの時間を大切にしたい方はもちろんのこと、整備士以外の仕事と副業を検討している方にもおすすめの働き方といえます。

メリット2.さまざまな職場で多くの経験を積める

派遣整備士として働くことで、ある程度期間を区切って新たな仕事や職場で挑戦できるのも大きな特徴です。同じ企業で勤め上げるよりも、整備士としてさまざまな経験を積めるため、整備士としての技術力を高めることにもつながるでしょう。

メリット3.サービス残業やハラスメントが起こりにくい

派遣整備士として働く際は、派遣エージェントと雇用関係を結んだうえで、整備士として働きます。そのため、勤務先で何かトラブルが発生しても派遣エージェントの担当者が間に入ってフォローしてくれるため、安心して働けるのも大きなメリットです。

ただし、派遣エージェントのコーディネーターが自動車業界の知識がない場合は、トラブルがあったとしてもフォローしてもらえない危険性があるため、自動車業界に精通している派遣会社を選ぶことが大切です。

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派遣整備士のデメリット

派遣整備士として働くうえでデメリットもあるため、詳しくみていきましょう。

福利厚生や手当が充実しているとはいえない

派遣社員は有期雇用であることから、正社員雇用に比べて雇用や収入が安定しません。さらに、正社員の自動車整備士と比較して、福利厚生や手当が充実していないのも大きなデメリットです。

ただし、最近では働き方が多様化していることから、終身雇用制度の時代は終わりを迎えつつあります。正社員であったとしても定年まで働き続ける人は大きく減少しています。そのため、この点をデメリットととらえるかは個人の考えによって大きく異なるでしょう。

とはいえ、福利厚生や手当に関してかんしては企業ごとにかなり差異がある場合もありますので、雇用契約を結ぶ前に必ず確認してください。

昇給やボーナス付与の機会がない

派遣整備士は、基本的に昇給制度やボーナスの付与がありません。

派遣整備士として働く際は、時給の額をしっかりと確認して、月々の収入がどの程度になるかをあらかじめ計算しておきましょう。

派遣整備士に向いている人の4つの特徴

派遣整備士に向いている人の特徴は次の4つです。

  • 副業として整備士になりたい人
  • プライベートの時間を大切にしたい人
  • 育児や介護などと両立したい人
  • すぐに整備士として働きたい人

それぞれの特徴について詳しくご紹介しましょう。

副業として整備士になりたい人

派遣社員は、基本的に副業を認めている求人が多いため、現在副業をしている方やこれから独立を目指す方におすすめの働き方です。

現在、整備士のなかでも話題となっている「フリーランス整備士」と兼業したい場合も、派遣社員としての働き方はとても向いています。副業を希望する場合は、時短勤務や平日勤務などの求人を探してみてください。

プライベートの時間を大切にしたい人

派遣整備士として働く際は、あらかじめ決められた業務内容のなかで仕事を探すため、残業がない企業を選べるのも特徴です。残業ゼロの職場や平日勤務のみなど条件を設定すれば、希望の仕事が見つかります。

プライベートの時間を大切にしたい方、家族との時間を大切にしたい方は、派遣社員としての働き方も検討してみましょう。

育児や介護などと両立したい人

派遣整備士は、自分のライフスタイルに合わせて仕事が選べるのも特徴です。育児や介護などさまざまなライフステージにいる方でも働きやすいといえます。

派遣社員は週2日の勤務をはじめ、10時~15時の時短勤務などに対応する企業が多く存在するため、仕事と仕事以外の何かを両立したい方におすすめの働き方です。

すぐに整備士として働きたい人

派遣社員は、正社員や契約社員に比べて採用のハードルが低いことから、条件次第ですぐに働けるのも大きなメリットです。すぐに整備士として働きたい方や、お金に困っていてすぐに稼ぎたい方にもおすすめの働き方といえるでしょう。

まとめ

これまで、整備士として働く際は正社員、もしくは契約社員がほとんどでしたが、ここ数年で派遣整備士として働く人の数が急激に増加しています。副業をしている方やこれから独立を目指す方、そしてプライベートの時間を大切にしたい方にとっても働きやすい雇用形態として注目されているのです。

もちろん、正社員に比べて福利厚生や手当が充実していないこと、そして昇給やボーナスの付与がないなどのデメリットもありますが、資格保有者の場合は時給2,000円以上の求人募集も多数あります。派遣として働くことも一つの選択肢としてとらえて、自分に最適な募集先を見つけてください。

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